臨床検査技師の将来性は?【AI】が入るとどうなるの?

検査技師の将来性は暗いとか聞くけど、どうなの?AIが入ると今後どうなる?医療全般は安泰なの?

という疑問に答えます。

自己紹介健診→治験→病院勤務を経て一転してフリーランスを目指す。医療の現場で15年以上臨床検査技師として働いていました。もちろん検査キットも、大量に使いました。エビデンスをもとに検査技師として検査や病気について、専門用語は使わずにわかりやすい記事を書いています。

臨床検査技師の将来性

私が考える将来性は明るいです!断言します。

AIが日々進化するなかで、今後の見通しは医療業界に関わらず不透明です。そんなかでも医療系はやはり強いと、思われる点を挙げていきたいと思います。

理由は3つ!

医療は消えず

平均寿命が延び1、00年時代なんてワードも最近では良く耳にします。これに関しては年金関連から生れ出たワードだと、個人的には思っています。

しかし決して的外れではなく、2050年には女性の平均寿命は90歳。と内閣府で出しています。

平均寿命ですからね、それ以上生きることが普通にあるってことです。

その中で、健康寿命を延ばそうよって働きが少し前から始まりました。生きているだけではなく、健康に長生きすることが目的になっているのです。

それに関しては、医療は不可欠なわけです。人間の本能と本質が医療を必要としているわけです。

ですので、業界全体の見通しは明るいことには間違いありません。

AI時代に資格者の立ち位置

今後AIがドンドン高度になっていくのは、確定未来でしょう。

この本では医師もAIに変わると言われています。最終的には私もそうだと思います、しかしそれがいつなのかというと10年では来ないと思います。

医師は国家資格の中では、日本の中では最強クラスです。

技術的には可能でも、資格のもたらす恩恵を医師は手放すわけありません。他の業態の利権も複雑に絡んでいます、そう簡単には変化出来ないと思っています。

それに引き換え、コンビニ店員ならばすぐにでも変わるでしょう。もう無人化も進んでいます。

結局変わりずらい部分と変わりやすい部分があります。

対人の有資格の業態は変化が一番最後と言われています、その資格の中で断トツ変わらないのが医師でしょう。医療は守られています。

臨床検査技師の幅の広さ

私が技師として一番好きなのは、就職先の多さです。検査内容も広いですし、対人検査もあります。

診療放射線技師や理学療法士などは、病院以外の就職先があまりありません。放射線なら医療機器メーカー、理学療法士なら訪問看護かスポーツトレーナーとか。

臨床検査技師なら、検査センター、健診、クリニック、機器メーカー、試薬メーカー、製薬メーカー、美容関連企業、治験、とそれぞれの分野も広いです。検査機器だけでも無数にあります。

この幅の広さで、病院だめなら別のところに行けばいいのです。

残る可能性の選択肢が多いだけでも、有利です。

そして、全部だめでも色々な経験を積んでいればその先もきっとあります。

同じ業態に20年いるよりも、色々の仕事を経験して3年で6業態の方が圧倒的にレアリティーが高いです。

スペシャリストを目指すと、その分野のTOP10にならないといけません。これはいばらの道、そして先人に勝つのは難しいです。

しかし、ジェネラリストならば健診、治験、病院、センター、化粧品会社、製薬メーカーと経験を積めばそんな珍しい人いません。

ナンバー1ではなく、オンリー1になれます。オンリー1はレアリティが高いです。レアリティが高いということは生き残れます。

私も健診、治験、小規模病院、公務員、中核病院、ブロガーとレアリティを高めています。今度は営業がしたい。

ポイントは5000時間の労働です。5000時間同じ仕事をすれば、一人前です。およそ3年ですね。

それ以下だとプロと呼ぶには弱いです。

臨床検査技師は明るい

検査技師面白と思いませんか?3つの点から進めました。ポジショントークにも少しなっていますが、それほど検査技師に肩入れしていません。

最初私も、給料に囚われてあっちのが多いとか気にしていました。

そんなことは、大したことではありません。楽しんだ方が勝ちです。私は月に自分にかかるお金なんて10万くらいです。食費込みで。

そのくらいならどの仕事でも貰えます。なので、楽しい仕事を、自分の好きな仕事をした方が断然いいです。その仕事は次が繋がります。

その選択肢が多い事が、メリットです。検査技師に興味が沸いたらやってみるといいです!やってみたいと思ったのだから。

しかし楽しそうなら、検査技師辞めて別な業態に行くのもいいです。本末転倒ですが。。。

私はまだ行ってないとこあるから、後10年くらいは技師でしょう。

今後の検査は?

今までの歴史から見ても、自動化がドンドンと進んでいくでしょう。

検査技師として将来予想を赤裸々に書いていきましょう。私の私見も盛りだくさんなので、話半分でいいです。

採血業務

採血が検査技師の病院はどんどん増えていますね。人件費の問題というよりも、看護師不足が看護業務の縮小を進めていると思います。

それに採血管にも詳しい検査は、採血業務にはもってこいですね。

しかしデメリットもあります。

血糖負荷試験などの場合、薬を飲ますことは出来ません。看護師に依頼することになるので、二度手間の場合もあります。

でも今後も検査業務として増えていくでしょう。

その先を予想すると。

採血自体がなくなると思います。これはかなり先にはなるでしょうけども、血糖を採血なしで測定する機器を大阪のベンチャー企業が買いましたね。

針を使う事なく血糖測定できるのは、患者と病院にとってメリットしかありません。医療廃棄物は出ない。手間もない。

血糖指導などなくなるかもしれません。

これが進化したら、採血がそもそも要らないかもしれません。一般的な血液検査は非侵襲的に検査が終わります。

検体採取

検体採取が検査技師でも出来るようになりました。これは検査にとってはまた業務範囲拡大出来る案件で、いいことでしょう。

しかし、実際には実施されている施設は少ないですね。

一部検体なので、外来や処置室で看護師がそのまま採取してしまうことが多いようです。私の調べでは、県内に1施設しか見当たりません。

普及しない気がする。

生理機能検査

生理検査は今は強いですね。

そして自動化しづらい分野でもあります。超音波検査は侵襲性が少ないため、CTの変わりに良く用いられます。

今行っている職種としては、医師、検査技師、放射線技師が多いです。

この部分もCTとの連動などの技術も出ており、イノベーションが起きやすい分野です。機器が良く売れているんものは進化も早いわけです。

選択と集中が起きますから。

全く新しい、技術にとって代わるか。エコー自体が自動化されるかもしれません。

測定画像はそのうち自動判定にはなると思います。パズル型の分野はAIが入りやすいですから。

まとめ

最後は否定的な意見も織り交ぜて見ました。

しかし、臨床検査技師の業務の広さは圧倒的財産です。

幅の広い仕事からは、独自性が生まれやすく時代の変化にも対応しやすいです。そもそも検査技師の特性として器用貧乏な資格ですから。

これからは器用貧乏ではなく、それが色々な仕事につながると確信しています。

なので、なるべく自分が楽しいと思える仕事についてどんどん吸収していきましょう。人間の性能はAIに劣るわけありません。そんな捨てたもんじゃないです。