臨床検査技師の年収は?【給料】【賞与】他の医療従事者と比べて違いは?

臨床検査技師の年収ってどのくらい?国家資格をとったのだから多い?他の医療従事者と比べるとどう?年収を上げる方法ある?

こんな疑問に答えます。

自己紹介健診→治験→病院勤務を経て一転してフリーランスを目指す。医療の現場で15年以上臨床検査技師として働いていました。エビデンスをもとに検査技師として検査や病気について、専門用語は使わずにわかりやすい記事を書いています。

現在の年収などを検査技師が答えます。

医療従事者平均年収

平均年収も時代で変わります。

たとえば医師には労働基準法一部が適用外とされています、しかし今後は適用されていきます。そうなると今は曖昧な当直というグレーな就労形態が変化します。

平均年収も上がるでしょう。

しかし、今後は病院も淘汰されます。病院が減れば人の取り合いも減ります、給料は減ります。

なので一概には言えません。しかし参考までにまとめておきます。

POINT2019年平均年収(万円)

医師・・・1062

歯科医師・・・708

獣医師・・・485

薬剤師・・・516

看護師・・・442

准看護師・・・392

診療放射線技師・・・481

臨床検査技師・・・433

理学療法士・・・390

栄養士・・・329

ホームヘルパー・・・301

参考サイト:平成29年賃金構造基本統計調査 結果の概況

なかなか面白い結果です。私も知らなかったです。

私の病院では、薬剤師>看護師>(検査・放射・理学・栄養)となっています。

でも看護師と年収の差額は20~40万くらいですね。

それよりも役職の差が大きいです。役職差は年収500万くらい違います。

これだと放射線が一番コスパがいいかな。でも放射は職場が病院くらいしかないので、それで高いのかもしれません。

そうなると競争率も高いです。そしてAIが発達したら業務淘汰が起きやすい分野でもあります。人が更に減らされる可能性を秘めています。

しかしそれも可能性の一つでしかありません。世界的にAIで色々変わることでしょう。

まとめたデータも張っておきます。

区 分経験年数計
所定内
給与額
年間賞与その他特別給与額労働者数年収平均年収
千円千円十人千円千円
医師(男)902.4940.3544611769.110622
医師(女)721.8813.922879475.5
歯科医師(男)641.5321.56828019.57081
歯科医師(女)486.8301.72526143.3
獣医師(男)355.1815.34055076.54853
獣医師(女)325.37251124628.6
薬剤師(男)377.8830.923475364.55164
薬剤師(女)351.274941414963.4
看護師(男)303.8821.4616544674427
看護師(女)299.1797.6553624386.8
准看護師(男)284.2654.514684064.93928
准看護師(女)261.1657.5139653790.7
診療放射線・診療
エックス線技師(男)
326.2899.526024813.94814
臨床検査技師(男)294.4871.714434404.54331
臨床検査技師(女)283.2858.532134256.9
理学療法士、
作業療法士(男)
277.3648.270973975.83902
理学療法士、
作業療法士(女)
266.4630.765023827.5
栄養士(女)226.5575.368513293.33293
ホームヘルパー(男)238.1280.717883137.93012
ホームヘルパー(女)215.3302.562102886.1

不思議なのが、診療放射線技師に女性の部分がないことと、栄養士に男性がない事。昔は少なかったからかな?

臨床検査技師の年収の変化

変化に関しては、賃金構造基本統計調査の職種別賃金額というのがあります。そちらを参考にしました。こちらは厚労省のデータで、少し古いです。

上と結構差があります、厚労省のデータの方が正しいでしょう。

月収

H25H26H27
医師753.2795769.2
歯科医師496.2574.7500
獣医師381.6413.9402.7
薬剤師340.4346.5353.5
看護師291.3295.6295.7
准看護師252259.6253.3
看護補助者182.7191.3194.9
診療放射線322.1322.8334.1
臨床検査技師280.3283.7290.8
理学療法士、作業療法士266.8264.6274
栄養士223.5220.1224.4
介護専門支援員249.3253.5251.6
ホームヘルパー204.3207.3211.2

特筆すべきは、看護師と検査技師に変わりがない事。放射線技師と薬剤師に変わりがない事。

薬剤師は6年制になったので、これではコスパが悪すぎです。逆に放射線技師がやはりコスパがいいですね。

賞与等

年間賞与その他特別給与
(千円)
H25H26H27
医師720.1827.9801.6
歯科医師229.3320.4337.5
獣医師773.8592.11,158.20
薬剤師879.4799.7755.7
看護師782.7781.8832.7
准看護師642.8653.2638.5
看護補助者432.6438.4431.9
診療放射線922920.2915
臨床検査技師834887.6850.3
理学療法士、作業療法士637.4609.4639.9
栄養士591561.6576.4
介護専門支援員558.8567.7567.3
ホームヘルパー272.3285.9341.9

ここでもコスパがいいのは、放射線技師。驚きは歯科医師の少なさです。

短時間労働

1時間当たり所定内給与額(円)
H25H26H27
医師10,81010,56810,905
歯科医師4,8704,5603,124
獣医師4,8321,6592,470
薬剤師2,2792,4162,258.00
看護師1,6991,6211,685
准看護師1,4311,4531,386
看護補助者1,0801,0661,072
診療放射線2,5353,3312,968
臨床検査技師2,2661,8422,002
理学療法士、作業療法士2,3152,5112,951
栄養士1,1311,1971,192
介護専門支援員1,3151,4401,435
ホームヘルパー1,3681,3391,385

ここでも凄いのが放射線技師で薬剤師に勝ってます。検査技師も、ここでは看護師を抜いていますね。

年齢別年収割合

区 分経験年数計
所定内
給与額
年間賞与その他特別給与額労働者数
千円千円十人
臨床検査技師(男)294.4871.71443
  ~19歳
20~24歳228.2341128
25~29歳245.1655.2348
30~34歳256.1677.8241
35~39歳316.71002.7132
40~44歳325.21178.9105
45~49歳351.61159.7129
50~54歳377.61411.2142
55~59歳371.81413.7126
60~64歳285.841088
65~69歳183.759.73
70歳~8141825.32
臨床検査技師(女)283.2858.53213
  ~19歳
20~24歳226449.3384
25~29歳239730512
30~34歳269.5794.3472
35~39歳291.71021.5438
40~44歳297910.3445
45~49歳3311094.1334
50~54歳325.71077.2281
55~59歳342.61043.2235
60~64歳284.9731.874
65~69歳256.647932
70歳~3161205

これは満遍なくいますね。特に20代後半が一番多いですね、それを受けてか20代前半は少ない印象です。20代後半を多く取った病院が、調整段階にあるのでしょう。

検査技師の男女構成比はこんな感じ!

圧倒的に女性が多いですね。

まとめ

だらだらとデータばかりを並べてしまいました。見ずらかったらすいません。

年収300万時代と言われていますが、それを鑑みるといい方でしょう。しかも若い世代が比較的多いのに400万後半ということは、多い方じゃないでしょうか?

臨床検査技師としては、仕事の幅が広いため就く仕事によって給料も大きく変わるでしょう。

検査センターの検査だと少ない事もあるでしょう、大手の機器メーカーの営業だと平均の倍の事もあるでしょう。

因みに私は30代後半で、600万程度です。

私の場合は検査技師のスキルよりも、管理職としてのスキルを高めました。そっちの方が年収は早く上がるかもしれません。

好きな方に進むといいと思います、結局自分の好きな事をとことんやると結果は後からついて来ます。間違いありません。