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GME検査キット【口コミ】で判断してるの?!検査技師が精度で評価を提案

GME検査キットを検討しているけど、信頼性とかは大丈夫だろうか?口コミで調べたけど、口コミで判断していいのだろうか?ほかにどんな判断方法がある?

こんな疑問に答えます。

自己紹介健診→治験→病院勤務を経て一転してフリーランスに。医療の現場で15年以上臨床検査技師として働いていました。もちろん検査キットも、大量に使いました。エビデンスをもとに検査技師として検査や病気について、専門用語は使わずにわかりやすい記事を書いています。

この記事でわかること

  • 検査キットの判断方法
  • GMEの評価
  • GMEに直接聞いてみた

検査キットの口コミ・評判で判断は危険

こんにちはゆき@検査技師ブロガー (@NC0bK9MAWcyVeSa)です。検査キットに関する疑問が少しでも解決できるように努めます。

まず口コミで分かることは、結果まで何日かかったか、中身はどんなものが入っていたか。対応はどうだったか、使用感このような内容です。

その辺も気になりますが、それは公式サイトにも掲載されていますし一番大切なことではないと思います。

皆様が本当に知りたいのは、検査結果で安心できるのか?ではないでしょうか?

検査キットの判断基準

検査キットを使う場合に不安なのは、正しい結果が出るのか。その会社はちゃんとした会社なのか。そういうことだと思います。

私は15年以上病院で、臨床検査技師として検査に携わりました。検査に関してはプロですし、経験重ねました。

その私が検査キットに関して一番重要だと思うのは、検査方法と検査体制です。

実は検査キットは検査方法でその信頼性が、ある程度決まってしまいます。

数世代前の検査方法は特異度、感度が低いことが一般的ですがその古い方法で検査されている時点で信頼性は一気に下がります。

この辺の判断は、普段から検査を仕事にでもしていない限りわかりません。

なので、口コミの判断は危険ということになります。

検査キットの検査方法

検査キットの検査方法がどれなのかが重要と前述しましたが、普通の方はどの検査法が優れているかなど判断付かないと思います。

なのですが、その検査方法の記載を探して下さい

公式サイトの検査キットの検査方法が、中々見当たらない会社が多いです。最近検査キットの記事を書くようになってわかったのですが、検査キットの検査法の記述がないサイトが多い

普通はそんなところを見ないからなのか記載がないので、もしくは記載がめちゃくちゃ探さないと見つからないサイトが多いです。

不親切です。そして私の場合はその運用スタイルに不信感を抱きました。検査法を全面に出さずして何を出すのかと?

なので判断に迷うようなことがあれば、検査法が目に付くところに記載あるかだけでも調べて見て下さい。

ないのであれば、その検査キットは使うべきではありません。なんの検査法かわからないのであれば、検査感度、信頼性を検討することすらできないのですから。

検査会社の検査体制

よく安い検査キットの会社は、検査を再外注といってまた別の検査機関に検体を搬送してそこの施設での検査を行っていることがあります。

再外注は検査時間が長くなることや、外注先の検査体制は外注先の状態を調べなければならないため不透明になることもあります。

さらに、検査によって外注先が変わる場合は困難を極めます。

検査は自社での検査が望ましいです。

そして検査に当たる人間は、臨床検査技師が望ましいです。臨床検査技師は検査のプロです。検査に特化した国家資格になります。

検査に関しては他の医療資格者よりも、一般的には詳しいですし検査を仕事にしていますので熟練しています。

検査に対する注意点を熟知していますので、判定の間違いや、検査プロセスにも慎重です。正しい検査手順が正しい検査結果を導きます。

検査機器が明記してあることが望ましいです。

どの会社のどの型の検査機器を使っているのか、この明記があれば一番良いです。検査方法同様に、検査機器のメーカーと型番で一般的に精度が良い機械か判断が付きます。

この検査機器の判断は、臨床検査技師でも難しいので一般の方が判断するのは不可能でしょう。例えば、免疫の機械であれば、アボット、ロッシュ、シーメンス、シスメックスなどがまだまだ色々とあります。

シスメックスなどは、血液検査の分野では高いシェアを誇りますが、免疫ではまだまだシェアは低いです。

なので、メーカーも分野によっては得意不得意はありますし、さらに型によって優れているものとそうでないものもあります。

ただこれも記載してあるかどうかが大切です。なんだこの機械は?って機械を使っている場合、メーカーを記載することを嫌煙するでしょうから。

GMEの評価

上記を踏まえてGMEは?

私が調べた限りですと、上記をすべてクリアしていたのがGMEだけでした。私の調べ方が下手だった可能性はありますが、検査方法が簡単に見つからないなんて論外。

そんな会社沢山ありました。

なんで検査キット買おうとしてる方が、頑張って記載を調べなきゃならないのか。そんなの不親切です。

でも、GMEさんを調べていて疑問に思ったことがあったのでメールをしました、そのことは次の項目でお話します。

検査結果の方向も一番早く、1営業日で結果を報告するようです。自社検査をしているからこそできることですね。

病院も検査センターを利用するのですが、評価基準は即日検査結果が返せるかとう項目は判断基準になります。

早く返せるということはそれだけ、検査体制が整っていることの評価にもなりますから。

GME公式サイト

検査相談

フリーダイヤルを設けていて、臨床検査技師が検査結果に関して質問に答えてくれるそうです。365日営業しているようですので、サポート充実していますね。

この規模で365日対応なのはびっくりしました。臨床検査技師がかなりの人数いることが予想されます。

検査のやり方

検査のやり方に関しては動画での説明があります。2分くらいで見れるものがほとんどで一通り見ましたが、かんたんだと思います。

検査キット、検査方法によってそれぞれ注意しなくてはならない点は違います。検査前には初めての場合、動画などで注意事項の確認をした方がいいです。

検査方法で不明な点をGMEに直接聞いてみた

ろ紙での血液検体の提出がどの程度エビデンスがあるのか気になって、GMEに問合せをしました。

そしたら2時間でメールが返ってきてびっくり。

お問い合わせありがとうございます。
株式会社GMEでございます。

血液をろ紙に染み込ませて行う(ろ紙血)検査は、歯科領域や小児領域で用いられている方法です。
血清を用いた検査とろ紙血での検査では高い相関性を示し、ろ紙血での検査でも十分なデータが得られることが分かっています。
弊社では現在、HIVなどの血液検査はECLIA法という検査法を採用しており、検査精度はCLIA法とほぼ同等であります。
参考文献として、その論文を添付いたましたので、ご確認ください

なお、弊社を取り上げてくださる件につきまして、機会をいただき誠にありがとうございます。
ご不明な点がございましたら詳細をお問い合わせいただければ、ご返答いたします。

論文までくれました。

誠実な対応だと思います。GMEがかなり好きになったわけですが、私は自分の検査結果がわかっている項目ばかりです、でももう一度HIVでも受けてみようかな。

まとめ

調べているうちにGMEがお気に入りになったのですが、メール対応は本当に迅速丁寧で驚きました

検査の業界では検査センターの見学というシステムがあり、一般的です。

私も何度も大手の検査センターには足を運んで、検査体制の見学に行きました。結構面白いです。

大手だと最新の機械とかも置いてありますし、一般の病院では高くて買えないものもありますし。

結果の音声入力を取り入れている会社もあります。なんか最先端な感じですね。

質量分析装置というのが、検査の分野では今新しい検査なのですが、そんな実機が見れるのも検査センターくらいですね。もしくは大学病院。

話はずれましたが、今度GMEに見学とか行ってみたいですね。取材です。

病院の肩書ではなく、ブロガーとして私の見学を受け入れてくれるか疑問ですが、今度メールしてみようかな。

取材OKでたら、記事にします。ゆき@検査技師ブロガー (@NC0bK9MAWcyVeSa)でした。