HIVにかかったのか心配だけど費用をかけたくない、出来たら無料で検査を受けたい。他の性病も気になる。無料で受けられないかな?
こんな疑問に答えます。
自己紹介健診→治験→病院勤務を経て一転してフリーランスを目指す。医療の現場で15年以上臨床検査技師として働いていました。もちろん検査キットも、大量に使いました。エビデンスをもとに検査技師として検査や病気について、専門用語は使わずにわかりやすい記事を書いています。
この記事でわかること
- 無料で検査を受ける方法
- 無料受診の注意点
- HIV検査を受ける最低限の知識
HIV検査を無料で受ける
HIVは無料で受けることができます。補助金が出ているので保健所でかんたんに受けることができますが、人数に制限があったり、どこの保健所に行ったらいいかわからない。
こんな疑問に答えてるサイトがあります。
こちらを見てもらえれば、何人まで無料で出来るのか?どこにあるのか?何曜日にやっているのか?
そんなことまでわかります。便利なので利用してください。少し注意点があるので、書いていきます。
保健所の無料受診の注意点
メリット
- HIV以外の検査も無料の場所がある。
- 夜間対応している場所もある。
- HIVだけじゃなく、梅毒、クラミジア、HBV、HCVも無料の場所もある
デメリット
- 予約が必要な場所がある
- 受付できるのが5~10人
- 土日はやっていない場所がある
- 即日検査結果はわからない
- 名前を書く必要がある場所がある
他の検査も無料になるのは素晴らしい限りですが、人数制限がかかっています。当然コストのかかることなので、しょうがないです。
予約を必要とする部分も少し面倒です、その場合は名前になることが多いですので合わせて注意ですね。
HIV検査を受診する場合の最低限の知識
最低限の知識ですね。HIVを検査したいのであれば、当然HIVじゃないことを知りたいわけです。
その場合検査を受けるタイミングが大切です。
HIVに関しては、検査結果が陽性に出るまでに時間がかかります。
一般的に感染が疑われる時期から、4週間後経過すると少しずつ抗体が増えてきます。そして徐々に抗体量が増えてきます。これには個人差があります。
3ヵ月以降であれば、どんな人でもHIVの検査で感染しているのであれば陽性を示します。
3か月以内の検査でも結果が「陽性」であれば、HIVに感染していると言えます。もし結果が「陰性」であった場合、検査で陽性になる期間に個人差もありますので、感染していないことを確定する意味で、3か月以降の再検査をおすすめしています。
確実な結果が欲しい場合は、3ヵ月以降に受けて下さい。
そんなに待てないっという方は上の図にもあるようにNAT検査という核酸増幅検査があります。
核酸増幅検査でも陽性になるのには、2~3週間必要になります。これに関してはほとんどの保健所では行っていないので、医療機関での受診が必要になってきます。
NAT検査も検索すると、都内ならいくつかの保健所で検査出来るようです。
匿名で受けれるが顔はバレる
顔ばれが嫌だとなると保健所での検査は厳しいです。
匿名での検査を受けれる保健所はありますが、血液採取には対面することになるでしょう。
顔ばれもしたくないのであれば、検査キットをおすすめします。
【信頼性】HIV検査キットならGMEがベストバイ【検査法比較】
まとめ
保健所に行けるのであれば、保健所の無料の検査は非常にありがたいシステムです。営業日とどのような受付方法なのかの確認は必要ですが、対応サイトがしっかりしているので、そちらで確認できます。
医療機関でのHIVもできますが、HIVの検査は全額自己負担になります。未保険項目、保険適用外になります。
大きい病院では紹介状がない場合、選定療養費が掛かります。検査と込みで10000~15000円程度かかると思います。
それが無料なのですから、特に理由がないのであれば保健所がいいと思います。
顔がばれたくない、近くに休日営業している保健所がない。そんな検査をしている時間がないというので検査キットでの検査もおすすめです。
HIVは早期発見、早期治療をすれば十分助からない病気ではなくなりました。早めの対応が大切です。
HIVに限らず、性病は近年増加傾向にあります。十分注意して頂き、心配なら一度は検査をした方がよいです。