病気の中で1番知名度の高いのが「がん」ですね。故にその恐怖からも知名度認知度があがるのでしょう。
ちなみに「がん」悪性新生物ともいいますが、疾患別死亡率で28%を誇ります。そして2位「心疾患」の15%となり半分くらいですね。これからは心疾患も増えるとは言われています。
その「がん」ですが、気にはなるけど検査に行くのは面倒だなって方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は自宅でできる「がん」検査キットに関して深堀りしていきたいと思います。
この記事ではこんな疑問が解決します。
- がん検査の病院と自宅の違い
- がんの死亡率疾患から考える検査の優先度
- がん検査キットなら自宅でかんたん
がん検査の病院と自宅の違い
今回もGMEさんの検査キットと比較します。検査キットとしてはGMEさんが一番説明が多くて、検証しやすいです。
検査内容と方法をきちんと明記していない検査キットも多数あるので、そういうのは使わないほうが無難です。
がん検査と一口に言っても、検査方法はさまざまです。そもそも検査キットの場合、血液や細胞診がメインになりますが、画像診断でのがん検査も多数あります。
本題の違いについてですが、病院の検査の場合は選択肢が多いです。画像診断を上げましたが、がん検査として
- MRI
- 胸部胃部X線
- CT
- PET(これはほとんどの病院にありません)そして高額
- マンモグラフィー
- 超音波検査
- 内視鏡検査
- 問診
- 触診
- 内診
・便検査
・尿検査
・喀痰検査
・遺伝子検査(リスク検査)
上の8つは病院でしか出来ない検査です。した4つが検査キットでも可能な検査になります。
現場で患者の体を直接検査する検査は、病院に行かない限り不可能です。それが画像診断系です。あたりまえですが触診なども医師がいなければできません。
非常に多い検査項目ですね。それぞれの検査に、診断を得意とする疾患があり、それぞれ苦手な部分もあります。それを補うために複数の検査を併用して行うがの一般的です。
がん死亡率から考える検査
がんでの死亡率
がんでの死亡率は
- 肺がん
- 大腸がん
- 胃がん
になっています。
男性ならおよそ4人に1人ががんで亡くなります。女性なら6人に1人。
数字で見ると驚きですよね。
胃がん検査の場合
最近ではホリエモンさんが山本KIDさんに対しての「防げるがんなのに」コメントで大騒ぎになりました。ホリエモンさんのコメントがどうこうは置いておいて。
胃がんについて、防げるがんと言っています。胃がんの原因については強い因子がわかっていて、ヘリコバクターピロリ菌です。これはWHOでも確実な発がん因子とされています。
なので、そのピロリ菌がいるかどうかの検査をして、除菌を行えば胃がんに関してはかなり防ぐことが出来るのです。なので防げるがんと言ったわけですね。
実はがんに関して、原因がはっきりとわかっているがんは少ないのです。なので原因がわかっているがんに対して強い検査がある場合それを受診する価値は非常に高いのです。
なんだかわからない検査を色々と受けるよりも、リスクが高く、原因がはっきりしている。そして対処法もしっかりある検査は受けるべきです。
そしてまたホリエモンさんの話になりますが、別のコメントで「忙しいとか言って検査しない人に警鐘を鳴らしてんだろ」と言っています。
これもまた炎上の元になったわけでしょうが、概ね皆様忙しいのです。なので自宅で検査できる検査キットでこのサイトに来ていただけたのでしょう。
大腸がん検査の場合
大腸がん検査の場合は、原因そのものの検査ではなく間接的にスクリーニングを行う方法になります。
スクリーニングというのは、異常がないかどうかを調べるという意味になります。
大腸がんやポリープになると、便に血液が混入します。それは目に見えないほどの量の場合は見た目にはまったくわかりません。それを検査することになります。
タール便と言って黒っぽい便が出た場合は、直ぐに病院に行ってその旨を伝えて下さい。
がんがある→出血する→血液の混入を調べる→便潜血検査2日法
こういう流れです。
その後便潜血陽性になった場合は精密検査として、通常は大腸内視鏡検査を行います。この流れは病院の場合も同じで、いきなり大腸カメラとはなりません。
なぜなら侵襲性が高い検査だからです。簡単にいえば、痛かったり、体に負担をかける検査だからです。
肺がん検査の場合
肺がんの検査は、胸部X線、胸部CT、細胞診検査になります。一般的には胸部X線だけなことが多いですね。
胸部X線での場合、胸に影があるとか聞いたことないですかね?あれです。影がないかどうかを調べています。
検査時間が短いことから、スクリーニングとして広く普及しました。そして肺がんだけではなく、他の疾患も合わせてみることができスクリーニング検査として優秀でした。
しかし、広く浅いと言えばいいのか、見逃しが起きやすい検査でもあります。国立がん研究センターにそのへんの健診ガイドラインが乗っているので気になる方は調べて見て下さい。
そこで精密検査になるのですが、それは喀痰細胞診検査が一般的です。出来たら何回か喀痰を採取するほうが検出率が上がります。
またこれに関してデメリットもあって、喀痰検査なので、喀痰が出ていないと検査ができません。
喀痰と唾液の区別がついていない方が多いのも見受けられます。採取する時に十分に気を付けて下さい。
がん検査キット自宅でかんたん
上で紹介したがんの3点セットが検査できるような検査キットが販売されています。採取方法も動画でわかりやすく説明があります。
自宅に検査キットが届きます。
・胃がん予防検査キット
・喀痰採取キット
・大腸がん採取キット(2日法)
便と喀痰を採取すれば、検査可能です。
GMEさんは別の記事でも説明していますが、信頼できる検査会社ですね。今回の検査キットのポイントは喀痰の採取回数です。
連続して3日分になっております。これで検出感度もあがりますので、問題ありません。病院でも2日でやめてしまう場合がありますが、しっかりしています。
まとめ
ここまでお付き合い頂きありがとうございます。
がんに関しては、国も健診を啓蒙し、費用負担までしているのに受診率があまり芳しくありません。
それはやはり、面倒ということ、病院は時間がかかるということ、皆様忙しいんですよね。仕事休まないといけませんから。
仕事休んだり、面倒だったりした場合これらの検査でとりあえず検査して下さい。もし見つかったら命拾えるかもしれません。
朝起きて、命が机の上においてあったら慌てて拾いますよね?拾って下さい。
個別パックもあるようです。