妊娠検査がしたいけどいつから出来るのだろう?妊娠の可能性がある、出来るだけ早く知りたい。注意しなければならないことはあるだろうか?
こんな疑問に答えます。
この記事でわかること
POINT・妊娠検査薬の使い始められる時期
・早く使える妊娠検査薬
・妊娠検査薬の結果の注意点
自分のからだの変化は不安になります、すぐに検査したくなります。
しかし使用時期を間違えると、何度も検査しなければならなかったり間違った結果を信じて後から本当のことがわかるといった不都合も発生します。
特に検査時期と、検査方法は重要です。気を付けてください。
使える時期は最短でも排卵日の12日から16日【いつから】
早速結論から題名にしました。
別の言い方もしたりますので、まとめます。
別の表現・生理予定日1週間以降
・推定排卵日3週間後以降
・性交日の3週間以降
これには条件があって、hCGへの反応下限値が50mIU/mLの検査キットです。注意してください。
この条件を満たしていない検査キット、妊娠検査薬は使っても陽性にはなりません。なので注意点は反応下限値です。商品によっては感度と書いてある場合もあります。
hCGの分泌量には個人差があるため、妊娠検査薬の説明書には少し余裕を持たせています。
正確性・信頼性の高い妊娠検査薬
これに関して誤解をしている方も多そうなので、説明しておきます。この正確性・信頼性は妊娠検査薬に関しては99%です。
妊娠検査薬に関しては、高い精度を持つ検査キットです。検出感度と精度は別です。ごっちゃにしないようにして下さい。
大切なことなので、覚えて置いてください。99%の結果を得るためには、正しい検査方法で検査を行った場合になります。
・検査時期を守っていない
・検査時間を守らない
・有効期限が切れている
・検査中静置していない
・妊娠検査薬の保管状態が悪い(直射日光、温度)
これらが該当した場合、検査結果は担保できませんよって検査キットのメーカーが謳っている内容です。
上記の場合は再検査が必要です、必ず守って下さい。
50mIU/mL感度の妊娠検査薬のおすすめ
ここで紹介するのは、すべて感度50mIU/mLの妊娠検査薬です。これで精度と感度に関しては説明したので、あとは使いやすさだけです。
ここで注目したのは、検査したことない人でも簡単に使えるか。その他便利な点はあるかです。
POINT1分で判定
結果窓が判定用でしっかりある
操作が簡単
私がおすすめするのはこの2つだけです。ほぼどちらも同じです。他のものは結果とコントロールが同じ場所のものばかりなので、おすすめしませんでした。
検査技師ならコントロールの線を間違えることはありません。しかし皆様は妊娠というイベントに対して冷静でない状態と考えられますので、出来るだけ簡単なものをおすすめしました。
この2つは色の違いが一番大きな違いです、どちらもおすすめなので好みでいいと思います!
妊娠検査薬の使用上の注意点
測定方法
妊娠検査薬を選ぶのと同じいや、それ以上に重要です。
この測定方法を間違えると、折角いい検査キットも意味がなくなってしまいます。ここは大切です。
間違った結果は、誰の得にもなりません。落ち着いて慎重にお願い致します。
- 尿を吸収体に必要量を吸収させる
- 平らなところに静置 これ重要!
- 1分待つ(ここで陽性ならそれで終わり)
- 3分待つ(尿量が少なかった場合やhCGが少ない場合)
結果の捉え方
妊娠検査薬は基本的な使用目的は妊娠したことの可能性を知ることです。妊娠の否定が目的ではありません。
判定窓と終了窓どちらにもラインが出なければ陽性にはなりません。片方だった場合は終了窓にラインが出ない場合、手技(検査方法)に問題があった可能性があります。
再検査が必要です。
また、判定窓のラインが凄く薄い場合でもそれは陽性と捉えて下さい。基本的にはhCGの量が少なく反応が弱いだけです。
検査時期の問題で検査するのが速かっただけです。薄くても陽性です。検査技師もラインを見るときはなるべく明るい環境。LEDライトの直下とかで判断します。
そんな明るい状態でも薄いラインを見に行きます。
陽性だった場合
強く妊娠が考えられますので、病院に行って再検査をして下さい。
陰性だった場合
妊娠を否定できたわけではありません。検査時期に問題があった可能性もあります。
検査薬結果画像「薄い」「蒸発線」
かなり見ずらいかもしれませんが、判定をするときの参考画像です。一番下がわかりやすい陽性。そのうえの薄い線が出ているのも陽性です。
・判定ラインは尿中に含まれるhCGの量によって薄かったり濃かったりすることが
あります。
色調の濃淡ではなく、□窓内のラインの有無で判定してください。参考:みずほメディPチェック
引用しましたが、他のサイトでも説明していましたが間違っていました。薄くても「陽性」です。勘違いしないで下さい。
蒸発線という言葉を見かけたので、念のためここでも書きましたがそんな言葉ありません。陽性か陰性以外ありません。
線がでたら陽性です。薄くても見えたら「陽性」
hCGの量で薄くなるのです、なので少ないだけで陽性です。
hCGは48時間ごとに倍増するので、2日後にまたやれば濃くでると思います。しかし、そうではなく病院に行くことを強くおすすめします。
診断は医師のみです。自己判断は危険です。
偽陰性の結果が出る可能性
先ほど反応下限値と表現しましたが、これには反応上限値もあります。この上限値を超えている場合でも結果は陰性に出ます。
あと予定した生理がないときでも結果は陰性になります。
偽陽性の結果が出る場合
偽陰性・hCG産生腫瘍
・胞状奇胎
・分娩後
・流産後
・人工中絶後
・閉経
・糖尿/高蛋白尿
これ以外にも正しい結果が得られない場合もあります。
「膿尿・血尿・細菌尿」
まとめ
実は排卵日の10日から使える妊娠検査薬もあります。しかし売ってません。病院くらいしか現状できません。
hCGへの反応下限値が25mIU/mLの検査キットです。
この場合、生理予定日当日から使う事ができます。
病院では使用することはありますが、ネットで購入は中々できません。売っていないです。そもそも配送に時間がかかるので、事前に準備でもしていない限りあまり意味がない気がします。
それなら少し待って一般的な反応下限値が50mIU/mLの検査薬を使う事をおすすめします。ネットでも簡単に買えますし、薬局でも売っています。
妊娠検査薬は補助判断ツールです。陽性になった場合は必ず病院で検査して下さい。医師が他の検査など総合的に判断して確定診断します。
もし陽性になったのならば、赤ちゃんとママに必要な栄養素があります、不足しがちな栄養素。
後で記事にします。とりあえず、カルシウムは必須です。